てぃーだブログ › 赤瓦ちょーびんのぐぶりーさびら選

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Posted by TI-DA at

2012年06月02日

命を救ったシーサー

ちゅーうがなびら。くりしブログ六回目びかーなたるはじ(これでブログ六回目ぐらいなったはず)。
えっ!数えればわかるでしょ?でーびる?そこはフユーマーだからご勘弁下さいね。


さて今回はシーサーの話。豊見城市田頭には“ムラ”を守る石の獅子があります。あ!沖縄でムラという場合は集落・字のことをさすんですよ。ムラ獅子は通常ムラの入口に置かれるか、ムラの高台に置かれます。ムラに悪疫(悪い病気)が入ってこないように又、マジムンが入って来ないように守っているんですね。
ところで、沖縄戦の時の話です。住民が隠れている壕にアメリカ軍の戦車がせまり、住民は「もうこれまでか」と思ったら、なぜかアメリカ軍の戦車が先に進まなくなり引き返していったそうです。不思議に思った住民が調べてみると、何と石のムラ獅子にキャタピラが引っかかり、進まなくなったためだとわかりました。まさに戦車というヤナムンを追い返した?わけですね。住民の命を救ったシーサーです。
このシーサー今も大事に守られていますよ。
今回は「命を救ったシーサー」の話でした。





  


Posted by 赤瓦ちょーびん at 14:21Comments(2)

2012年05月29日

なぜ「神“教”」でなく「神“道”」なのか?

ぐすーよーちゅーうがなびら。無事に終わやびたん。(無事に終わりました)ぬーぬ終わたがんでぃなー?(何が終わったのかって?)沖縄ツーリストのツアーですよ。39人の参加で長寿宮跡・波の上宮・護国寺・孔子廟・三重城・沖の宮を回るコースでした。結構好評みたいでしたから、又やるかもねー!テーマは「琉球と中国の神々を訪ねる旅」でした。「神道」「仏教」「道教」「琉球古神道」などについてちょーびん流に解説したんですけど、皆さん日本の宗教の一つに「神道」ってありますよね。普通はキリスト教・仏教みたいに「教える」の字がつきますよね。でもこれはなぜ「教え」ではなく「道」なんでしょうね?
あっあいさつのつもりだったのに本番になってしまった。

それはキリスト教ならイエスキリストの教えに基づくもので、聖書にまとめられていて、「○○してはいけない」とかいう戒律というものがありますが、神道は誰が始めたものでもなく、又、定められた戒律に従うのではなく、“個人の良心で神々に感謝し、その恵みを受ける”ものなんだそうです。だから“教”ではなく“道”なんですね。で、日本人の生活や文化の中から発生したものなので、生活習慣の中に自然と溶け込んでいるんですね。
初詣、七五三などに神社へ行く。縁結び、合格祈願などに神社へ行くなどですよ。心あたりあるでしょ。古代の人たちは何にでも魂がやどると考えていたので、岩や木、河や水などにも精霊が宿ると考えていたんだそうです。これからするとウチナーは今もそれが強く残っていますね。それが時代とともに変わっていって今の神道になったそうです。


神社本庁による神道の心得というのあって
○自然を大切にして共に生き、敬う「自然崇拝」
○今の自分につながる土に還った(自然と一体化した)先祖を敬う「祖霊崇拝」
○神の血を引き、神事の司祭を兼ねる天皇家を敬う「伊勢信仰」
に分けられるんだそうです。


あいえーなー話がむずかしくなったさー。
要は自然を大切にし、先祖を敬う心が大事ってことなのかな?


あ!勉強中なので、関係者の方々クレームよりもいろんなこと教えて下さいね。今回はこれまで。


波の上宮の例大祭で奉納された神楽










波の上宮


  


Posted by 赤瓦ちょーびん at 16:17Comments(0)

2012年05月19日

幽霊とマジムンの違い

ハイサイぐすーよーちゅーうがなびら。わんブログ読でぃきみそーちいっぺーにへーでーびる。(私のブログを読んでいただきありがとうございます)
ちゅーやわん番組ぬ人気コーナー「学問どぅやいびーくとぅぐぶりーさびら」からお届けしましょうか。このコーナでは沖縄に伝わる年中行事や風習、ウガンのことなどを特集しています。前置きの長くなてぃぐぶりーさびたん。さっそく始めますか。


「幽霊(ユーリー)とマジムン(妖怪)の違い」「マジムンにあったらどうするか}

簡単にいうと幽霊は人間が化けてでたもの、マジムンはそれ以外が化けて出たものですね。だからマジムンにはいろんな種類がいるんですよ。「ガン=遺体を載せて運ぶもののマジムン」や「ゥワー(豚)マジムン」あどがいます。正体が分からず黒い影のような「シチマジムン」というのもいます。ガジュマルの木に住んでいる「キジムナー」もマジムンの一種ですね。

さて、それではマジムンに出合ったり、妙な気配を感じた時の魔よけの方法。
一番簡単なのは気配のする方向に向って指で×印を何度も書くことです。それでもダメならその方向にペッペッと唾を吐く。それでも効かない時はススキの葉でもティッシュでもいいので、先端をアール時の字に似た感じで結んだ「サン」を作り気配の方向に向けて下さい。ところで、面白いのはシチマジムン。黒い影のようなもので、見上げるとどんどん大きくなり、人におおいかぶさって精(シー)をとるそうです。シチマジムンにであったら簡単な防御法は「ハチ・ハチ」というそうです。何でかねー?ほらハチ(八)はシチ(七)より大きいでしよ。あいえーなーギャグみたい。でも本当ですよ。
ちゅーやうっさ。



サン
魔よけの道具です
何で魔よけかは又今度。
  


Posted by 赤瓦ちょーびん at 14:30Comments(1)

2012年05月15日

地名の由来

ハイサイグスーヨーちゅううがなびら。ブログんでぃしぇー始みーねーうむさしが。作いるばーねーてーげーなんじやいーびっさー。(ブログというのは始めたら面白いけど結構大変ですね。)
ぬーがんでぃいーねー、写真ぐまーくなちゃい、解像度んでぃがゆたらカメラからぬ画像うぬまーまーやいりららん、うりから、文字まぎーくさい、写真ならびたいさんでーならんくとぅやー。
(なぜかというと写真小さくしたり、解像度とかいったかなカメラからとった画像そのままは入れられない、それから文字大きくしたり、写真並べたりしないといけないですからね。
そこで、今日は文字だけでいこうかな。


沖縄の地名の由来(おとといの放送分です)
その前に又クイズ。難読地名です。
①保栄茂 ②大工廻 ③砂川 答えは後で。

さて、地名は地形から来ているものが多いんですよ。
まずはとうばるから桃の原とあてていますが、桃はありませんよ。台地の平らな所を“トーバル”といってそこからきた地名で“平たい所”の意味ですよ。沖縄市と那覇市にありますね。次は砂浜に関わる地名。砂浜や砂地に関わる地名がカネク、文字通り寸砂地なのがヨナ・ユニ。兼久は嘉手納町・南城市などにありますね。名護市の大兼久は文字通り大きな砂浜地となりますね。
不思議なのは宜野湾市の我如古海からだいぶ離れてますよね。でも昔は海岸がもっと内陸まであって地面を掘ると砂地が出てくるそうです。次にヨナ・ユニ与那原はソーヌマシーという人が高台から海を見ていると潮が引いて土地が現れたので、どのくらいの広さがあるか竿で計ったら更に陸地が広がったとそうです。(この人はそれで竿の増すでソーヌマシーと呼ばれたそうですそんな話があるので、文字通り海岸の砂地ですね。与那城も砂からきています。豊見城の与根などがありますね。


とりあえずPARTⅠちゃーやいびーたがやー?

あ!忘れるとこでした。クイズの答え。
①保栄茂=びん 豊見城市 ②大工廻=だくじゃく 沖縄市 ③砂川=うるか 宮古島市城辺


えっ①は三文字なのになんで二文字ですか?それは又次回に。

あっ忘れてたその2
5月27日日日曜日にちょーびんのツアーがありますよ。
波の上宮・孔子廟・三重城・沖宮などをまわり神と仏の違いとは?
琉球の神々と中国の神々などについて語りますよ。
バスツアーで参加費はワシントンホテルの昼食つきで3980円。
沖縄ツーリスト862-1111まで申し込んで下さいね。




結構人気なので、早めに申し込んだほうがいいですよ(笑)







あっ忘れてた3
今日は日本復帰40年の日だ!
このこと書くと明日までかかるので、又今度。



  


Posted by 赤瓦ちょーびん at 14:00Comments(2)沖縄の地名

2012年05月11日

SOウチナー!

ハイサイぐすーよーちゅーうがなびら。梅雨入りそーしがゆー晴りとーいびーんやー。
(梅雨入りしたけどよく晴れていますね)昔は10日ぐしぬ夜雨んでぃゆる言葉のあてぃ、作物の成長とぅ人間ぬわざに都合ぬいい降り方んでぃいらっとーいびーん。(10日越しに夜雨が一番作物の成長にも人間の生活にも都合がいいと言われています)人間は都合のいい生き物ですね。
さて今回は「あなたはSOウチナー?」と題してあなたのウチナーンチュ度合いを測ってみましょう。


①下の写真は何ですか?A:陸橋(りっきょう)B歩道橋










②これは何? A:ホットドッグ B:アメリカンドッグ












③クリームソーダの色は? A:茶色 B:緑色



④これはパン?お菓子?  A:パンでしょ   B:お菓子ですよ



















Aが四つの人はソーウチナーンチュ。沖縄生まれの沖縄育ち。しかもアメリカ世の人ですね。三つの人もソーウチナーンチュです。
あ!あくまでお遊びですからノークレームでお願いしますね。


①リンドバーグの歌に♪歩道橋の上から見かけた革ジャンに~ つてのがありますが、ウチナーンチュは歩道橋といわずに“りっきょう”という人が多いですね。実はちょーびんも去年友達に言われるまで気付きませんでした。
②パーラーにいたおばちゃんに「ホットドッグちょうだい」といったら下写真のが渡されました。でも昔はホットドックといえば上写真だったんですよ。一般的にはアメリカンドッグというんですってね。



アメリカンドッグ(ホッドドッグ)byLAWSON

ホットドッグbyA&W



③沖縄ではクリームソーダは茶色です。
左クリームソーダ(沖縄) 右クリームソーダ(他府県)
そういえばこのクリームソーダ昔のベストソーダの味のような・・・


④沖縄には菓子パンが多いそうな・・・

うずまきパン












ちゃーやいびーたがやー(いかがでしたか)?

えっ!変なブログですか? そういわずに又読んで下さいね。


  


Posted by 赤瓦ちょーびん at 14:49Comments(4)

2012年05月09日

琉歌・伝説のふる里

連休やぐとぅんでぃいち、ブログまでぃんゆくてぃぐぶりーさびたん。(連休だからといってブログまでお休みして失礼しました。
さて、今日は番組の中のコーナー「琉歌・伝説のふる里」のことを書いてみましょうか。
各地に残るちてー話(伝説)琉歌とぅまじゅんうとうどぅきそーるコーナーやいびーしが、てーげー好評?やるふーじー。(各地に残る伝説を琉歌を交えて紹介しているコーナーですが、結構好評?のようです。
どぅふみーやうっさ。(自褒めはこれだけ)今日は瓦屋節の由来お届けしますね。

「瓦屋頂登て 真南風向てぃ見れば 島浦ど見ゆる里や見らん」
からやちぢぬぶてぃ まふぇんかてぃみりば しまぬらどぅみゆる さとぅやみらん
(瓦屋の高台に登って 南の方を見ると 私のムラは見えるが 愛しいあの人の姿は見えない)
こfれは琉歌で読むときは声を女性っぽくあげて読んで下さいね。えっ!どんな感じですか?それはポッドキャストで聞いてみてね。


昔中国から瓦職人を招き、技術を習っていたのですが、この中国人が「国に帰りたい」というので、首里王府はお金も出します、屋敷もあげますからいて下さい」というのですが、中国人は「帰りたい」といいます。王府の役人が困っていると、中国人がある女性を見て「あの人と一緒になれるなら琉球にいてもいい」というので、早速この女性を見つけだし、中国人と一緒になるようにいいますが、この女性には既に婚約した人がいて断ります。しかし、国のためということで、なくなく別れさせられます。そして娘は中国人と暮らすのですが、愛しい人の事を思い出し、近くの高台(瓦屋頂)に登って自分のムラの方を見ますが、愛しいあの人の姿は見えません。その時の気持ちを歌ったのがこの「瓦屋頂登て 真南風向てぃ見れば 島浦ど見ゆる里や見らん」という歌だそうです。ちなみにいやがる娘を屋敷の裏門から連れていったことから、この地では裏門を作らないようになったそうです。沖縄の産業の発展に貢献した女性にまつわる伝説でした。


娘がいたという家(豊見城市翁長)

娘が連れ去られたという裏門
瓦屋節の碑(那覇市牧志ホテルJALシティ裏)
話の舞台となった訳ではありません。近くの公園に物語の中に出てくる中国人の墓があることからここにたてられました。






















  


Posted by 赤瓦ちょーびん at 12:10Comments(1)

2012年04月27日

沖縄の三大名花は?

今日やイーゥワーチチヤイビーンヤー(いい天気ですね)。沖縄の青い空は見ていて気持ちがいいですね。
でも暑いですけどね(笑い)。でこの南国沖縄の雰囲気をよく出しているのが花や木々ですね。そこでクエスチョン。沖縄の三大名花は何と何と何?簡単アカバナーでしょ。ブッブー!デイゴ。ピンポーン!県花ですからね。あとは?ユリ、ホウオウボク、イジュ、ヤンバルの人ですか?全部はずれ。答えはデイゴ・サンダンカ・オオゴチョウでした。デイゴ、サンダンカはわかるけどオオゴチョウってどんな花?そうですよね。あまり見たことないでしょ。三大有名な花なのにほとんどの人が知らないっておかしくない?最もですね。実はこれ琉球の三大名花なんですって。昔はたくさんあったそうですよ。ちなみに5月上旬には三つとも見れますよ。デイゴの見どころは県道7号線沿いと玉城少年自然の家、久茂地川沿いですね。サンダンカはけっこうあちこちで見れます。問題のオオゴチョウはわかりやすい所でいうと首里城の守礼門に行く途中琉装のお姉さま方がいる所の上にありますよ。あと、モノレール市立病院前駅の近くの松島小学校の道路沿いにあります。ところで、サンダンカですが、最近はもともとのアジサイみたいなものではなく、小さい葉っぱコバノサンダンカが多いですね。花にもいろいろ歴史があるんですよ。
ここでちょーびんからの提案。外来の木を増やさずに昔からあるオオゴチョウを増やしましょう。ちゃーやいびーがやー?  
タグ :沖縄観光


Posted by 赤瓦ちょーびん at 10:29Comments(0)

2012年04月24日

ぐすーよー始めてぃうがなびら

ぐすーよー(しーじゃ方やれー)始めてぃうがなびら。(うっとう方や)始めてぃやーさい。
わんねーラジオ沖縄うてぃ10ヵ年あまい番組むっちょーる赤瓦ちょーびんでぃ いちょーいびーん。みーしっちょーてぃうたびみせーびり。

皆様(先輩方なら)始めてお目にかかります。年下なら始めまして。私はラジオ沖縄で10年あまり番組を担当している赤瓦ちょーびんと申します。よろしくお願いします。

はっしゃびよーウチナーグチワードしうちーねー字ーぬ多さぬくたんりーっさー!
(はー沖縄の言葉でワード打つと字が多くなって疲れるさー)

というわけで以後は共通語で。
えー現在放送中の私の番組「赤瓦ちょーびんのぐぶりーさびら」がめでたく7月で250回を迎えます。前の「早起き史跡名勝散歩」あわせるとだいたい?500回くらいになります。そこで、遅ればせながらブログを始めてみました。

番組のこと、沖縄のことを発信していきたいと思いますので、「ぐすーよーゆたさるぐとぅうにげーさびら」(皆様よろしくお願いいたします



  


Posted by 赤瓦ちょーびん at 15:24Comments(5)